カフェマニアの聖地・ソウルのすてきカフェ4選。


こんにちは。NOZOMIです。


今、全世界のカフェマニアたちからラブコールを受ける韓国・ソウル。


無類のコーヒー党&カフェ好きの私は、海外へ行くと一日に平均3、4軒は、かねてから気になっていたカフェをハシゴをするのが毎度のこと。


なのですが、個人的に「カフェ巡りが一番楽しい街」となればやはり、ダントツで、ソウル。

グルメやショッピングも定番ですが、今や「カフェ巡り」も外せないソウルの楽しみ方のひとつになりましたよね。


ちなみに、私が最後にソウルを訪れたのは、今年の2月でしたが、麻浦(マポ)区などでは歩いているだけで、まもなくオープンするであろう工事中のカフェらしきものも数件か見かけました。


まだまだソウルのカフェブームは続きそうな予感。


イスやランプ、壁のアート、ミラーなど、センスの良さがあふれるチョイス。

テーマのある洗練された空間。

オリジナリティのあるカフェメニュー。

店員さんとお客さんの絶妙な距離感。

ソウルガールズのハイセンスなファッション。


…などなど

ソウルカフェの魅力はもりだくさん。


とはいっても、行ったところ全部アタリ!というわけにはいかず。気になって行ってみたカフェの中には、残念ながら、がっかりしてしまったところも。


だからこそ今回は、数あるソウルカフェの中から、私が本気で「おすすめしたい」「次も絶対来たい!」と思ったカフェたち をご紹介したいと思います!



こんなところに?!  日常風景にとけこむ異世界カフェ

Understated Coffee


ソウル駅から、バスに乗ること10分弱。

麻浦区にあるこちらのカフェ。


麻浦区といえば、カフェだけでなくバーやアートギャラリーなども集まるエリア。


今回ご紹介する Understated Coffee は、麻浦区の中でもかなりローカル感たっぷりの界隈にあります。


最寄りのバス停で降り、カフェまで向かっているときにすれ違ったのは、ほとんどがローカル感にさらに拍車をかけるおじいちゃんとおばあちゃん。

本当に私のめざすカフェがあるのかどうか、少し不安に。


そんな不安とは裏腹に、突如現れたのがインダストリアルでクールな雰囲気のカフェ Understated Coffee 。


他のお店のように目立つような看板はないけれど、またそれが返っていい。



店内は、無機質で真っ白なコンクリートの世界。これまでのカフェという概念を変えてくれるような、打ち抜かれたコンクリートの壁がとってもアイコニック。 


それでいて、南側に面した大きな窓からは、太陽の光がさんさんと入るから、あたたかい。

時々、ガラス越しに前の通りを見ると、おじいちゃんおばあちゃんの姿もみえてほっこり。

この不思議なコントラストがなぜか落ち着く、なんとも心地の良い空間です。



エスプレッソマシンもお店の雰囲気にマッチしていて◎

オリジナルのタンブラーやこちらのお店で使われている、オーストラリアのロースター Dukescoffee のコーヒー豆の販売もありました。


今回は、Chemex(ケメックス)で淹れたコーヒーをオーダー。「本当においしいコーヒーは冷めてもおいしい」と言いますが、こちらのコーヒーも最後までおいしいコーヒーでした。



カフェスペースは、上の写真の大きなオブジェのようなイスのあるスペースや、こじんまりとした店内ながら、他にも雰囲気やつくりが少し違う小部屋が3つほどあり、どれもオーナーさんのこだわりが感じられる空間。


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Understated Coffee (언더스테이티드)

마포구 공덕동 78-9 1층

(麻浦区 孔徳洞 78-9 1階)

営業時間・休業日はInstagramでご確認を >> Instagram @understated_coffee

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ボトルドドリンクがソウルっぽい

LOW COFFEE HANNAM


インスタでよく見かけるようになってから、ずっと訪れたかったこちらのカフェ。

ソウルカフェマニアの聖地中の聖地、漢南洞(ハンナムドン)にあります。


ちなみに、この辺りはすてきカフェだけでなく、各国大使館やハイセンスなデザイナーズショップも集まるエリアだそう。


もちろんラテやフラットホワイトなどのコーヒー系ドリンクもありますが、LOW COFFEE といえば、なんといってもこちらのボトル入りのミルクティー。


最近は、日本でも少しずつ見かけるようになりましたね。



今回は、アールグレイミルクティーを。6500ウォンとややお高めですが、紅茶の味がきちんとする濃いめのミルクティーで大満足。


その上、飲み終わったボトルは自由に持ち帰ることもできちゃいます。店内には、このボトルを花瓶がわりにして、花が一輪さしてあり、何ともすてきでした。



そして、スイーツ欲に耐えずオーダーしたこちらのパウンドケーキも、とろ〜りクリームとよく合い、ビジュアルともに言うことなしのお味でした。


実は後で知ったのですが、LOW COFFEE のスイーツはパウンドケーキよりもクロワッサンの方が有名のよう。

これから訪れる方は、クロワッサンも是非試してみては。



見ているだけで楽しい店内インテリア。

特にレジカウンター前においてあったこちらのイス、日本に持ち帰りたかったくらいすてき。


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LOW COFFEE HANNAM

용산구 한남동 683-5 1층

(龍山区 漢南洞 683-5 1階)

営業時間・休業日はInstagramでご確認を >> Instagram @lowcoffeehannam

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ハイセンス・ソウルガールズのたまり場カフェ

Ytan


次にご紹介するカフェは、Understated Coffeeと同じ麻浦(マポ)区にありますが、こちらは人気エリア・弘大(ホンデ)のお隣にある、閑静な住宅地エリアの中にあります。


この辺り、最近は個性的なブティックやこじんまりとしたこだわりカフェが増えているそうで、これからどんどん注目が集まりそうな予感。


時間に余裕があるときの、おすすめの行き方は、弘大入口(ホンデイック)駅の3番出口から歩いていくルート。というのも、駅を出ると、緑いっぱいの散策路がのびている公園があり、のんびり散歩するのが最高に心地いいのです。


犬を散歩させている人や、芝生に寝転がっている人、ピクニックしている人など、ソウルの人たちの憩いの場でもあります。


この心地よい散策路をぬけて、目的地の Ytan へ向かいます。

ちょうど散歩にいい、徒歩約20分ほどの道のり。


ただ、カフェ周辺は細い道が密集しているので、探し当てるのには少し根気が必要。いつもは Googleマップのピン機能を駆使し、迷うことはほとんどない私も、こちらのカフェは到達するまで少し迷ってしまいました。


やっとこさ見つけると、外観からまっしろ!もちろん中もまっしろ。


Understated Coffee よりも白を極めていました。これは見逃してもおかしくない… ドアも真っ白で一見、壁のようなので、初めて入るときには少し勇気がいるかも。


お店のロゴがゆるくてかわいい。ちなみに、スウェーデン語の「面」という意味の yta が店名の由来だそう。


それもそのはず、店内はいろいろな形の「面」が組み合わさってできた不思議な空間。うねうね、ぼこぼこ。一言で表すと、白い砂丘のよう。


今回は、クリームコーヒーとフレンチトーストを。このクリームコーヒーの味は、今でも忘れられないほどおいしかった。


コーヒーベースにほどよい甘さのとろ〜りクリームがのせてあり、ため息が出るおいしさ。フレンチトーストも、いちごがふんだんにのせてあり、クリームコーヒーとの相性◎ 


夜に訪れましたが、照明も最低限に抑えてあり、カフェなのにどこかムーディーな雰囲気でした。


それに、ハイセンスなソウルガールズたちのたまり場で、彼女たちのスタイルを見るだけでも楽しいのです。


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Ytan

마포구 연남동 240-34

(麻浦区 延南洞 240-34)

営業時間・休業日はInstagramでご確認を >> Instagram @ytan_kafe

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いまやソウルカフェの代表的存在

AVEC EL Shop & Cafe


ソウルカフェマニアの中で、その名を知らないという人はいないであろう、こちらのカフェ。今回は、厚岩洞にある本店を訪れました。

2号店である Maison de Avec El も今年1月にオープンしたようで、こちらも気になるところ。


ただ、最寄りのバス停からはきつめの坂道を登らなければならないので、その点だけご留意を。


また、かなりの人気店で平日でさえも混雑しているんだとか。混雑時は、入り口のドアにウェイティングリスト用のボードがあるので、自分の名前を書いて待ちましょう。


ちなみに店先にはネコさんが住みついているよう。お店の外で待っているときは、私のようなネコさん恐怖症の方はお気をつけあそばせ。



多くのカフェマニアを惹きつけてやまない AVEC EL の魅力は、なんといってもインテリアからカフェメニュー、オリジナルグッズ、ディスプレイに至るまで、細部にまでオーナーさんのこだわりが感じられるということではないでしょうか。


どこを見渡しても、一つ一つのものがお店の雰囲気にぴったりマッチしているので、すっかりAVEC EL の世界に惹き込まれてしまうのです。


カフェメニューの中でやはり大人気があるのは、アイコニックな見た目のリンゴラテ。


ふわふわミルクの上に、生リンゴのスライスがのせてあるフルーツラテで、思った以上に甘く、寝る前に飲みたくなるようなほっこりしたお味。



AVEC ELのお客さんは、上で紹介した他のカフェと比べて特に、ふんわり系ガールズが多い印象でした。個人的には、絵本から出てきたような店員さんの格好に癒されました◎



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AVEC EL Shop & Cafe

용산구 후암동 41-1

(龍山区 厚岩洞 41-1)

営業時間・休業日はInstagramでご確認を >> Instagram @avec.el

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以上、私が本気でおすすめしたい!すてきソウルカフェでした。


ちなみに私がソウルで行きたいカフェを探す際は、もっぱら、インスタのハッシュタグを使っています。たとえば、#seoulcoffee #seoulcafe #서울카페 (ソウルカフェ) #서울커피 (ソウルコーヒー) など… このあたりで検索をかけてみるとかなりヒットすると思います。


雰囲気、メニュー、場所など、気になるカフェはどんどん保存してみてくださいね!


近いうちにソウルに行く方も、そうでない方も、きっとワクワクしてくるはず。




edited by NOZOMI 
SetMeFree

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